モリオカ三行日記(ブログ)

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zoom RSS 横光文学会の印象

<<   作成日時 : 2004/09/09 19:39   >>

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福島出張の後、山形で横光利一文学会に出席し、翌日秋田まで出張に出かけ、昨夜戻り、今朝は教育実習指導を訪問しつつ…。
いえいえ、愚痴りたいわけではなく、トピックがいっぱいあるという話で、携帯にそこそこ写真も撮りダメてきたので、ちょこちょこ覗いてみてくださいませ。
えーと、順々に…
横光利一文学会では発表2+講演1。最近は「大盛り」の学会が続いていたが、この程度の規模も悪くはない。
当時の精神分析学の流行から見る「機械」論を興味をもって聞いたのだが、「無意識」の取り扱いがやや難しそうな印象。「無意識」は、それを実体化して「無意識の領域の働きで」とやってしまったとたん「無意識」ではなくなるわけで、サブカルチックなマインドコントロール/陰謀説とあまり変わらなくなってしまい、再び「無意識の抑圧」が発生してしまうことになる。こういう逃れがたさが逆に「無意識」論の広がりをうんでいたともいいうるわけですが、まあ処理は面倒くさいことこの上ない。探偵小説風にシフトすれば、「犯人は●●だ」と言った瞬間にその探偵は「必然的に間違う」ことになってしまう、ということになる…あれ、これ誰かいってなかったっけ?
ともあれ、山形に住みだしてから大きい学会に地元で参加するのは初めてで、懇親会の炸裂ぶりには少しびっくりしたけれども、それも含めて随分楽しかったことである。

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横光利一文学会 第4回大会での発表に寄せて
◆ 2005年3月19日(土)に二松学舎大学で行われる横光利一文学会第4回大会に向けて,研究発表のねらいを記しておきます。 ...続きを見る
BUNGAKU@モダン日本
2005/04/02 18:44

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コメント(3件)

内 容 ニックネーム/日時
谷崎にも通じている山中剛史さんが三島の「音楽」について論文を書かれていますが(「三島由紀夫「音楽」への一視点」日本大学大学院芸術学研究科博士課程研究誌第2号 平成15年12月17日発行)お読みになりましたか。

それと私は未見ですが、「なぜか小説で表象された心的装置が精神分析に似てしまう」問題を巡って ピエール・バイアールに「文学を精神分析に適応出来るか」(「精神分析を文学に」ではなく)という新著があるそうです。鈴木晶氏あたりが訳してくれないものか。
Pierre Bayard, Peut-on appliquer la litterature a la psychanalyse ?, Paris, Minuit, 2004.

横光文学会 名古屋でお座敷を努めて以来ですが皆様お元気でしたか。
柳瀬
2004/09/11 00:54
「文学を精神分析に適応できるか」、未見です。ご紹介ありがとうございました。全然関係ないですが、そういえば以前、「社会学者に文学をやらせて喜んでいるのはよくない」といいつつ、逆コースの「文学者が社会学する」を夢想したことがありますが、あえなく挫折してみたり。(笑)
横光文学会、初参加でしたが、会報で柳瀬さんがご発表になった会の記録などを拝見しますと、今回は従前のものに比べると内容的におとなしめ、だったのかもしれません、ね。懇親会では柳瀬さんをはじめ私の知ってる皆さんのお名前がぽんぽん飛び交っていましたよ。
morioka
2004/09/11 14:04
モリオカ先生,初めまして。ブログ検索でこの記事を見つけました。TBをさせて頂きましたので,どうぞよろしくお願いします。山形の研究集会には私も出席したのですが,残念ながら所用で懇親会には出られませんでした。ですから,「懇親会の炸裂ぶり」というフレーズが気になります。どんな「炸裂ぶり」だったのでしょうか?
NJ
2005/04/02 18:59

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