モリオカ三行日記(ブログ)

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zoom RSS ああもうこんな時間か

<<   作成日時 : 2007/03/13 04:46   >>

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 ちなみに、昨夕から当地は壮絶な雪模様です。明日出勤時にでもお届けしましょう。しかし今週のモンテ開幕戦はいったいどうなってしまうのでしょうか。

 ところで、なんというか、どうでもいいっちゃどうでもいいことなんですが、私、いわゆる「読者論」という考え方にずっと違和感を感じている。いや、イーザー先生のご本なども一応神棚に祭って参拝した後拝読し、サイバネティックにへえそうですかと頷いた後ではあるのですが。

 なんというか、ハイそうですな、語弊を恐れずという例の慣用句付きで許していただけるのなら、読者を都合良く実体化して、テクスト分析を怠る言い訳にしているように思えてならなかったのでしょう。ご想像通り、卒業論文とかの時点でそれをワヤに濫用して以来でございますが。演習や発表の場でも、「それって語り手や読者を実体化し過ぎでしょう」となんとかの一つ覚えのように繰り返したものです。こういう考え方は、後職場で民俗学、伝承論の方とであってまた変遷を強いられることになるわけですが、でも、それは、全く考えを放棄し転向したということではなく、違和感の正体をよりはっきり考えさせられた、ということの方を意味するわけです。要するに、問題は他者への開かれ方なんだな。私が嫌っていた(いる)読者論が、仮想の読者からテクストを規定することを志向するのに対し、伝承プロパーの読者論は、テクストを通して読者に出会うことを志向するのである、乱暴に誤解すれば。

 ええと、何が言いたいかと申しますれば、まあ端的に仕事の話でして。カリキュラム作るときに、それがかりそめにも「教育プログラム」とも呼ばれる以上、そこに学生の具体的な姿を想定せざるを得ないわけですが、その仮想に問題はあるよな、というお話です。なんつうか、「どんな奴が来ても大丈夫だぜ」ってカリキュラムは、入試選抜の建前からも、現実的なカリキュラム運営の事情からも、まあありえないわけですが、それでも「どんな奴がくるのかな?」とワクテカできるようなカリキュラムにはせめてしておきたいもんだなあ、と思うわけでした。未知は未知のままで。他者は他者のままで。他者に接するにはカオスを以てせよ、と室生犀星も言ったという(言ってねえ)。

______

今日、卒業してしまう学生から、「これ面白いですよ」と『臨死!! 江古田ちゃん 1』を紹介された。忙しそうにしてる俺に、他にもっと大事な用件を話すはずだったのに。けど大変気に入った。学生から読み物紹介されて本気でワクワクしたのはこの4年で2回目くらいだ。早速注文した。最近のサブカルショップに幻滅を隠せなかったモリオカだが、いや、大丈夫だ、日本の若者とひねくれ精神はまだ死んじゃいねえ。
臨死!! 江古田ちゃん(1) (アフタヌーンKC)

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