モリオカ三行日記(ブログ)

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<<   作成日時 : 2007/07/28 18:19   >>

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 比較文学会東北支部シンポジウム、何とかかんとか終了。懇親会前にホテルに立ち寄ったので、とりあえず内容メモをup。壇上でMacたたいて作っていたものなので、これだけでは何のことだかわかりませんでしょうが。


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テーマ:「比較文学研究の射程」
講師:江島宏隆、山本昭彦、井上健
ディスカッサント:モリオカ(`・ω・´)
司会:佐藤伸宏


◆江島
・単に比較すれば比較文学なのか。比較の恣意性
・内容の二極化
 影響関係と実証研究と雑多なテーマ

・テーマ論的批評/リシャール=イメージ分析
 一つのイメージに基づいて対比文学的に論じる(主題論)
横断すること しかし、結びつけはしないこと(説明原理を一本化しない、多次元的な網目)/歴史構造の捨象
・テーマの選択
妥当性と多産性、細部への有効性
文学体験の重要性


◆山本
・ボードレールのポー翻訳
・大学における比較文学(の居場所のなさ、興味の薄さ) ユートピア文学の対比
・比較文学・・・テクストを読む
・誤訳?翻訳?

・バルト『見知らぬ言葉」
バルトの造語(父の言葉)

・外国語のものをできるだけ丹念によんでみる、だけで比較文学(島田)

・機能的後置詞
助詞の問題、「〜だろう」


◆井上
・アメリカ文学で最もマイナーなポー、ジャンルや国境を越えるもの
・Cultural Studies(あるいはFeminism)と比較文学
雑多なものから瑣末主義へとかかって衰退

世界文学、楕円としての世界文学
/文学の分業(クローズ、ディスタンス)

翻訳
言葉を翻訳するのではない、言葉が翻訳なのだ。(Jakobson)

影響
Bloomのようなエディプス的影響論(影響の不安)を抜けたものを
Post-modern的Intertextuality論テキスト中心的な影響論に異議を

テーマ論
ジュネーブ学派、例えばプーレのようなテーマ論によって捨象されてしまう言語の固有性をいかに救い上げることができるか(ド・マン)
Spitzerの仮説演繹的方法論が招く、解釈学的循環をいかに抜けるか。

◆フロアー
・文学の比較とともに、文学研究の比較を。

◆森岡
・文学史の問題
近代日本比較文学研究史→文学史記述のために対比から実証へ
この問題は、再び対比文学研究を取入れる際に、どのように考える?

もうひとつの、「比較文学」
80年代のフランスポスト構造主義文学理論の盛行 
90年代のジェンダー論 
00年代のポストコロニアル理論の盛行 

・結果として、ひとつの文学理論について、ほとんど同時に、各国文学研究における適応可能性が様々に議論されてきたことになる。
・これは、間違いなく、文学研究の混迷を示す。

・しかし、どうして、『比較文学』には、このような混乱が起きないのか?

・意地悪い味方をするならば、それは、確立された唯一の方法論としての「影響論」と、究極の判断基準としての「審美主義」が融合して、その研究方法論自体が疑われなかったのではないのか?
・斉藤一『帝国日本の英文学』のような、文学研究に対する研究が行われる余地はあるのか?(ある意味で、極めて比較文学的な実践として)


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