モリオカ三行日記(ブログ)

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zoom RSS お、珍しく情報価値ちょっとはあるんじゃねーかこれ

<<   作成日時 : 2007/07/19 15:57   >>

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 火曜日、「日本学術振興会におけるプログラムオフィサー制度の果たす役割等についての説明及び意見交換会 ―科学研究費補助金、特別研究員、国際交流の諸事業における審査・評価システムの構築―」というジュゲムジュゲムのようなタイトル(以下「科研費どうやねん説明会」と略す)の会合に出張してきた。「科研費っていったいどうなっとるんだ!」とお嘆きの世の文系研究者諸氏のために、その概要をここにかいつまんでご紹介申し上げる次第。まー大して役にたたねーけどな。(*゚д゚)

・20年度公募要領から細目表が見直される。
・どの細目に於ても同じ割合で採択される。
・萌芽研究に於ては遂行能力や研究環境ではなく、波及効果や普遍性が重視される。
・若手研究Sは、準教授、教授になりたて位の人たちをすくい上げる目的で設置した。
・予算の繰り越しは、じゃんじゃん申請して可。そのことで、現実的な予算繰り越しの必然性が認められて、財務省がより柔軟な対応をしてくれるようになるはず。なお、具体的な対処については、東大HPに繰り越しが認可されなかった場合の対応も含めて対策が書いてあるので参考に。
・エフォートについては、第1段階審査に使用していない。第2段階以降、研究費の集中などを排除する確認の際使用する。大学院研究員などの、実質上、研究に全ての時間を費やせる応募者などにおいても、雇用契約に沿ったエフォートの記入をする。(多分、名目上の仕事があるならば、その仕事の分のエフォートを確保しておけ、ということだと思われる。)
・特別研究員(DC、PD等)については、分野違いの審査員が読むので、特にそれを意識した申請書、文面にする方がよい。
・人文社会系の「満期退学者」が、PDとして採用されつつDC分の奨励金しか支給されないのは、研究分野の特性に鑑みて「満期退学者」が多く、単価を減らしてでもその支給数を増やしたいという配慮。
・文系科研費の審査においては、「学術的重要性」=「先行研究をよく踏まえ、将来にわたってどのような影響を与えうるか」が充分に記述されているかどうかを見たりする。
・科研費の採択において、地方大学と都市大学との間に偏りがあることは議論の対象になった。しかし、地方枠といったものを設けることは科研費の精神に反するので、審査員、研究員を地方からも採用することで対処したい。
・たくさん応募したからといって当選確率が上がるわけではないが、たくさん応募することでその大学が研究費を欲しがっているという熱意は伝わる(?)

 …まあこんな感じ、だった、と、思い、いや、思わなくも、ない。当然バイアスかかってますので、ご利用は自己責任で。

 いやまあ、「言質とれるもんならとってみやがれ」と言わんばかりのお見事な官僚芸を見せて頂きまして(特に、最後二つなんて、リテラルに解釈することが完全に不可能。メタメッセージは読めますが、…読めていいのかねえそれ)、なるほど、出世する方はこのようであるか、と思いましたことですよ。談話研究者、どうすか、分析してみませんか?(ノ゚∀゚)ノ
 研究員に採用されてしまった研究者の先生方は、色々アジャストするのが大変なんだろうなあ…。お疲れ様でございます。

 内容としては、まあそういう感じなんだろうなあ、と想像していた範囲をそう出なかったのですが、電子申請を始めてから効率的になったと自画自賛なさっていたところはさすがに鼻白みましたぜ。文系研究者のコンピュータリテラシーなめんなよ。

 ああ、そうそう、これはちょっといいなと思ったのですが、振興会に問い合わせてお願いすれば、申請書類の作り方などの講演会にどんどん来てくれるそうですので、希望者とりまとめることが可能な環境の方は、じゃんじゃんお呼びすればいいんじゃないっすかね。

 さて会議。

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