モリオカ三行日記(ブログ)

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zoom RSS 梅雨ですなぁ

<<   作成日時 : 2008/06/20 00:09   >>

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 ムシムシとうっとうしいことこの上ございませんが、まあ仕方ないっちゃ仕方ない。

 ちょっとでもスッキリしようと思って、研究室の片づけをニワカに始め、雑誌・学会誌を並べ直し、ついでについ読んでみたんですが、んー、改めて、この5〜6年くらいで何か地殻変動おきたことがはっきり実感されたり。

 むかし、「言説研究」と呼ばれたスタイルも、「ロマン主義研究」と呼ばれたモチーフも、すっかりと一般化され、同時に形式化したようだ。テクスト中心主義に対する強烈なアンチテーゼも、党派的偏向に対する挑発も、すっかり忘却の彼方に。オーヴァーザレインボー。まあ、そういうことなら良くも悪くもあるだろうとは思う。

 けど、なんだかとてもがっかりな感じなのは、「政治」という言葉を、これ程までに最安値で使う研究業界もまあまたとあるまいという点。何かねえ、このブログで使う程度の意味合いしかないんだもん。ありえません。

 なんでだろーとツラツラ考えるに、あれだ、2000年頃、テクスト論が脱政治的だとかジェンダーブラインドだとかいう意味の分からん批判が起きたあたりが淵源かねえ。

 んで、研究業界の一方で、小説の方ではいったいどういうことが起きてたのかね、と改めて5年前くらいのメガヒット話題作を読み返そうと思ったのだが、うーん、あれ、わからん。『海辺のカフカ』とかでおkでしょうか。

 だれかこう簡単な見取り図書いて出版してくれないだろうか。と思ったら、そういう本は多分もう売れないからだめなんだろうなあ。。。少し前まで、『トリッパー』で中条省平氏が実に手際のよい整理屋ぶりを発揮していたように覚えてるんだけど。

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コメント(4件)

内 容 ニックネーム/日時
「言説分析とその困難」(@遠藤知巳)ですな。
社会科学のほうでもう駄目だと見切られ始めている用語にいまさら飛びついて自分に読める資料だけ読んでハイ出来上がりということで。
あとはどうして予算獲得するかというだけですから。
もう「見取り図」とか「地層の考古学」とかいう言い方そのものが終わっているんでしょうな。
私は「テクスト」というのは実質「前衛党」か「教会」のどちらかの意味でしかないと思ってますんで。
yanase
2008/06/20 00:27
ぼくはまだ闘争=逃走とか言ってやるぞー。
言ったことないけどー。
はぐれマカー
2008/06/20 00:48
>yanaseさん
恐らく、その「前衛党か教会か」というリアリティが失われた(今回の日本近代文学会会報にも登場した「文庫一冊で云々」というお手軽主義と同一視された)というあたりが発端かと思ってみたりします。
>マカーさま
ところで、そちらに、民俗学ご専門のご同僚、いらっしゃいませんか?本日、元筑波の前同僚(既リタイヤ)先生とおはなしする機会があって、「知ってる人がそちらで頑張ってる」ってなことをおっしゃっていたので。そちらでは、民話研究、盛んだったりするのでしょうか?
morioka
2008/06/20 01:47
MORIOKAさん

「リアリティが失われた」のではなく「その程度のことにすら気がつかなかった」のではないかとw。日本でもフランスでも最初に言い出した人たちは自覚的だったはずなんですけどね。『テロルの現象学』とか熟読すればすぐわかるはず・・・いや無理か。だから今頃<集合性>とかを再発見しないといけない羽目に陥ったのでしょう。

はぐれマカーさま

>言ったことないけどー。

ツボに入りましたww。

yanase@試験採点中
2008/06/20 03:46

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